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ドクターユキオフィストップ >> ようこそ! ドクターユキオフィスへ >>白石 まりえ氏


ようこそ、ドクターユキオフィスへ!

臼井「たしかに、ネット系と言われてもさまざまなジャンルの会社がありますよね。そういう、起業志望者にアドバイスされることもあるんですか?」

白石「うちに来ている学生さんにも、『ネットって言っても広いよね〜』とは言いますよ。
けれど、『一人でやるの?何人かでやるの?』って聞くと『いや〜〜そこら辺はまだ…』という感じなんです。」



白石 「つまり、作りたいって言ってる割には全然何も決まっていないんですよね。
『いつぐらいに作りたいの?』と聞いても、『いや〜就職して2〜3年どっかの会社に勤めて、で、金とか人脈を作ってからですかね〜〜』みたいな。先が長い話ですよね。
私は、学生のウチでも会社作っちゃえばいいのになぁって思うんです。
必ずしも、就職してから起業というわけではなくて、起業して上手くいかなかったら就職しちゃったって形でもいいしわけですよね。何で今やんないのかな?と。」

白石「逆に、今現在、就職している人は、今の会社が嫌だから、という逃げのための起業志望だったり。起業家より、起業準備中みたいな方が世の中にはすごく多いと感じています。
だいたい、みなさん「人脈作ってお金もできて、ある程度売るモノやサービスが整ってから、つまり条件が整ってからやる」とおっしゃるんですよね。堅実だとは思いますし、あまり無鉄砲すぎてもよくないとは思います。でも、実際に起業計画を立てて、準備してやっても、思い通りには絶対行かないと思うんですよ。 」

白石「計画にこだわりすぎていると、計画が崩れた時にワーッと落ち込んじゃうと思います。
小さい部分で失敗してしまって、取り返しがつかないくらいの とりあえずやってみて、「あぁダメだった、じゃあ次どうしよう」と、やりながら考えていってもいいと思うんですよ。 」

-ユキ’s eye-
私がTV番組「マネーの虎」に出演していた時も、白石さんがご指摘されるような挑戦者はとても多くいました。事業計画が緻密すぎるくらい緻密だけど、1つ崩れたら全部アウトという感じのものになっている。 計画は大切だけれど、もう少しフランクな部分、経験を積み重ねるということに重きを置いてもいいと思います。





臼井「私が社長になった時は、あまり失敗するとも成功するとも考えず、「とりあえずやっちゃえ」という感じでした。仮に失敗しても、自分で尻ぬぐいができるならいいんじゃない?というノリでした。
白石社長の場合はどうですか?」

白石「私もそうですよ。もし3億円借金して始める事業だったら、ちょっと気軽に起業というわけにもいかないでしょうけれど。とはいっても、当社も、レンタルオフィスを作るにあたって、500万円国民金融公庫から借金をしたんですね。
私のなかでは、「500万ぐらいだったら、もしダメになっても自分で一生懸命働けば返せる額だ」と思っていたので、怖くは全くなかったんです。」

白石「けれど、周りからは、「借金してまでなんでやるの?」って言われました。「借金なんて、そんなに生活に困ってるの?」とか(笑)。
「いやいや、そうじゃなくて〜」って思うんですけど、本当に、みんなすごく怖がりますよね。
起業とか借金とか、リスクが高いというイメージがあるんでしょうか。」

白石「結局、自己資金ですべてやれればいいんでしょうが、それだけではできないこともあります。自己資金が貯まるのを待って、その間にチャンスを逃してしまったり。」

白石「私は、「500万なら返せる」と思ったから、その意味でリスクが高いとは言えないと思うんです。そういう感じで「とりあえずやってみよう」と。」




-ユキ’s eye-
私は、良い借金と悪い借金があると思うんです。良い借金とは、身の丈にあった借金。きちんとした金融機関だったら、「あなたにはこれだけ返す能力がある」と判断した額しか貸してくれません。
私がいくら100億貸してくださいと言っても、貸してはくれないと思いますから。だから、がんばって月にいくら払えば、数年で返せる額だったら、良い借金と言えるのではないでしょうか。
みんなお金を借りることを嫌がる反面、良い借金をしない人が多いと思います。
良い借金は、必ずリターンがあるはずです。





臼井「ちょっと視点を変えましょう。これまで仕事をしてきた中で、影響を受けた人、刺激を受けた人はいらっしゃいますか?」

白石「OL時代に、私のいたコールセンターに女性の部長さんがいらっしゃいました。私はその人を目指して今頑張っているような感じだったんですよ。本当に素晴らしい方だったんですね。」

白石「その方とは2年ぐらい一緒に働いていたんですけれども、1度も取り乱したことがないし、独身でいつも綺麗で、忙しくて深夜まで残業していてもいつもエレガントなんです。どんなに忙しい時でも、『すいません』って話しかけると『なぁに?』って優しく返事してくれるんです。
『何?』じゃないんですよ『なぁに?』って。」

白石「「私もこうならなきゃいけないなぁ」っていつも思っていました。例えばクレームがありますよね。ひどいクレームだと、必ず最後はその部長に回るんです。私たち社員が手に負えない電話でも、『はい、はい、左様でございますね』って、カウンセリングしているかのようにおだやかに話を聞いてるんですよ。それで、私たち社員は「あ〜大丈夫そうだ」って安心する。興奮していたお客様も、そのうち収まるみたいですね。」

白石「もしかすると、ストレスの発散が上手な方だったのかもしれませんね。私は、普段辛いことがあると押さえる方なので、あんまり爆発しないうちに、ストレスを自己処理しないといけないんですよ。あまり上手ではないんですが。 」

白石「私は、趣味が本当にないんです。あえて言うなら、お笑いが好きなんですが。
これが唯一のストレス解消法ですかね。とにかく笑いたいから、休み前にはお笑いのDVDを借りて、ひたすら笑います。 」

白石「特に、誰のファンってわけでもないんですよ。何でもいいから、片っ端から面白そうなDVDを借りるんです。逆に、泣きたくなることもありますね。笑えるDVDや、泣けるDVD見て、泣いたり笑ったり。ストレスをこっそり自己処理しています。 」

白石「月曜から金曜までストレスが貯まりますよね。土日にただ寝ているだけでは、そのストレスは発散できないから、多分無意識に笑いたい、って思うんでしょうね。
やっぱり、どこかではき出さないと、貯まっちゃいますから。」

-ユキ’s eye-
辛いことやストレスを我慢するのは人としてすばらしいことで、経営者としても大切なことでもあります。けれど、うまくコントロールするためにも、ストレス発散の自分なりの方法を持つのは必要です。
私の場合、泣きたいのは自分が情けないときや悔しいとき。コピーの裏紙などに、悔しい気持ちをバーッと書き殴って、ぐちゃぐちゃに丸めてゴミ箱に投げます。家で独り言を言うことも…。
人に見せられない姿ですが、スッキリします。





臼井「お笑いのDVD以外で、何か普段なさっていることはありますか?例えば本を読むのが好きとか。それから、御社の今後のことも聞かせてください。」

白石「本はすご〜〜く読みますよ。経営者として影響を受けたのは、斎藤一人さんの『変な人の書いた成功法則』ですね。
2年前に読んで、最近また引っ張り出してきて読み返したんですけれど、2年前では理解できなかったことが、すごくよく分かるんです。
改めて、すごい本だなと思いました。」

白石「最近読んだ中では、ハンコ屋さんで年商5億円稼いでいる人の本です。
何気なく読んだんですが、すごくモチベーションが上がります。創業時から1年間の話なので、事業を立ち上げた当初の方にはぜひ読んでいただきたいなと思います。
10年前の苦労話より、つい2、3年前の本のほうが、身近に感じられるし、私も同じ頃に起業しているので、親近感がわいちゃいましたよ。
私も本は何冊が出していますが、今年の予定はないですね。そろそろ次回作を考えてもいいかもしれません。 」

白石「もちろん、事業の今後の予定はありますよ。バーチャルオフィス専門の1店舗目は千代田区の九段で作ったのですが、去年8月にB.S.O新宿というレンタルオフィスも作りました。
ここにはワークスペースもあります。」

白石「今年も、バーチャルオフィス専門で、3店舗目を計画中です。バーチャルオフィスに関しては、会員数が無限なんですよね。だから、たくさんのアクセスがあるといいなと思っています。」

-ユキ’s eye-
何度も読めるのは、本のいいところですよね。私も、何年後かに読んだら、受け取り方がすごく違ったり、理解できないことがすごくよく分かったりという経験があります。
人間は成長していきます。いいことや悪いことが自分の身におきたり、いろんな人に会ったりすることで、本の理解を深めることがあるのです。



-ユキの編集後記-
娘とは言いたくないのですが、現実は娘ほど年の違う白石まりえ社長。本当に美人!で、やわらかなムードの方です。でも、第一印象通り芯がしっかりしていらっしゃいます。
ご結婚はまだ、なんておっしゃっていましたが、男性が放っておかない魅力を持った方です。
年齢にかかわらず、やっぱり女性同士の会話は楽しい。今度は、ぜひプライベートでもいろいろとお話したいな、と思いました。それから、近々の著書の予定はないとおっしゃっていましたが、個人的には白石社長の起業物語、考え方をもっと勉強させていただきたい。ぜひ書いてくださいね!





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