ドクターユキオフィストップ >> ようこそ! ドクターユキオフィスへ >>鶴岡 秀子氏

今回のゲストは、ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト株式会社代表取締役CEOの鶴岡秀子さん。鶴岡さんは、じつに10歳(!)から起業を決意し、これまでに3つの会社を起業。現在は「伝説のホテル」オープンに向けて疾走中の経営者です。夢を実現させるには「語り方」が大切という鶴岡さん。起業を目指す人には、是非実践してほしいアドバイスがいっぱいの対談となりました。
PROFILE
鶴岡 秀子
HIDEKO TSURUOKA
ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト株式会社代表取締役CEO。
● 10歳のときから起業したいと思っていた
● 小売業時代、アパレル販売で20人分の売上を達成!
● 外資系コンサルティング会社で売れっ子コンサルタントに
● 創業メンバー3人でスタートして、設立5年で年商14億円を達成
● インターネット業界最大手に自社株を売却、30代でEXITを体験
● 現在は「伝説のホテル」設立という新しい夢に向かって邁進中
● 「人に元気を与える」と評判の講演は、[流通・美容・サービス業界]はもちろんのこと、[金融・保険業界][医療機関][教育機関][行政機関]といった各種業界で幅広い支持を受けている
著書に『一人で20人分の売上!新人ツルちゃんの接客営業』(ダイヤモンド社)、『10歳から起業すると決めていた』(ダイヤモンド社)、『天国体質になる!〜仕事を楽しむ52の秘訣〜』(講談社)。
ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト株式会社ホームページ
http://legendhotels.jp/index.php |
PROFILE
臼井 由妃
YUKI USUI
1958年生まれ。東京都出身。東京家政学院短期大学家政学部卒業。株式会社健康プラザコーワ代表取締役。短大卒業後、さまざまな職種を経験し1991年、33歳で28才年上の夫と結婚。同年、病気を機に一線を退いた夫にかわり健康器具販売会社経営の道に。1995年に発明した男性機能補助用具「パワーリングネオ」は、2005年現在40万個を売る大ヒット商品に。1998年「健康医科学博士号」、ハワイアンカレッジより「名誉学術博士号」、2000年「経営学修士(MBA)」、2001年「理学博士号」を取得。平凡な主婦が社長に転身、5年で100億円企業に成長させる。現在、起業プランナー、経営コンサルタント、発明家、作家として活躍中。健康・美容・ダイエットの分野にも精通し、若い女性に多くのファンをもつ。全国で行われる講演は年間約100件にのぼり、官公署、地方自治体、学校法人、中小企業団体など幅広く行っている。2003年、日本テレビ系「マネーの虎」に出演。温かさと厳しさが備わったコメントにより人気を博す。「忙しい人の即効!勉強術」「Dr.ユキの楽学合格法―資格で億万長者になる」「金なしコネなし経験なし社長の超・経営術」等著書多数。 |
臼井「この対談に登場される方とは、どこかですでにお会いしているケースが多いのですが、鶴岡さんとも、以前から何度もお会いしているんですよね。
すごくはきはきしていらっしゃる、それでいて変に押しつけがましくない方だな、というのが印象に残っています。
それから、あるときに鶴岡さんが「私はホテルをつくるんだ」とおっしゃったのに対して、まわりの人が「ホテル?」と驚いていたのを記憶しているんです。そのホテルが、あの後どうなったかもお伺いしたいと思っています。
では、まずは鶴岡さんの起業のきっかけから教えてください。『10歳から起業すると決めていた』(ダイヤモンド社)という著書があるように、子供のころから起業家のスピリットをお持ちだったんですよね?
」
鶴岡「「何で10歳から起業のことを考えたの?」ってよく言われるんです。「まだ、ドッジボールをやってたでしょ。ふつうは『起業』って言葉も聞いたことないだろうに」と。」
鶴岡「 どうして起業を目指したかというと、二つの理由があります。一つは、父が事業家だったので事業が身近だったということ。もう一つは、お金に対して負のイメージを持っていなかったからです。
人生ゲームをご存じですか? 私は学校の勉強が嫌いで、人生ゲームが大好きだったんです。道中に紆余曲折があって、最後にたくさんお金を集めた人が勝つゲームなんですけど、お金が集まるというのは、「あなたの会社のおかげで助かったよ」とか「あなたのサービスはとても気持ちよかったよ」という感謝の気持ちが投票されたものであると感じていたんですね。だから人生ゲームで優勝する人も、あんなにお金がたまったんだから、きっと人のために役立ったことをした結果なんだ、と。早くリアルの世界でビジネスをやって、みなさんからたくさん投票が入るようなことがやりたい。そう思っていたんです。」
鶴岡「そして、当時の趣味というのが「吉野家さんチェック」でした(笑)。家族で車に乗って国道を走っていると、道沿いに何件も吉野家さんがありますよね。そこを通過するたびに、中をのぞきこんで「今お客さんが5人入っていた」「あそこは客単価がいくらで1日何回転だから、従業員がちょっと多すぎるんじゃないかな」とか、そんなことを言っていたんです。
それも1回や2回じゃなくて、一年中やっていたものだから、しまいには父が「お父さんは知らなかったけど、お前が吉野家のオーナーだったのか」と(笑)。そんな家庭に育ったおかげで、10歳だからオーナーなわけがないとか、女性だから経営者にはなれないとか、そういう固定概念とは無縁でしたね。」
鶴岡「ただ、大学を卒業してすぐに起業したわけではありません。「どうして?」ってよく聞かれますけど、社員として働いてみたかったんです。というのも、父は人から給料をいただいた経験がない人で、それを子供心に見ていて、ちょっとかわいそうだなと思うときがあったんですね。通勤電車に乗って、会社からお給料をいただくことがどういうことか。それを知ることも大事なんじゃないか。だから私は、必ず就職をしようと決めていたんです。
」
-ユキ’s eye-
やはり鶴岡さんってユニークで、そこが魅力的な方ですね。幸運な御家庭に育ったといいますか、お父様やお母様の育て方が素晴らしかったと思います。子供のころの鶴岡さんの受け止め方も素直だったんでしょうね。人間形成には、親が一番関わっているのではないでしょうか。
大学を卒業して、いったんは就職するというのも鶴岡さんにとってベストの選択だったんじゃないでしょうか。会社組織はどういうものなのか、人間関係の複雑さなども経験するというのが、のちに大きく役立つことになったのではと思いますね。
臼井「就職されてから、どのようなお仕事をされて、どのタイミングで起業を決断されたのでしょうか?」

鶴岡「大学を卒業するときには、起業するにはどうしたらいいかを視野に入れて会社に入りました。その当時は流通がいいと思ったんですね。理由の一つは、仕入れて売るというのは非常にシンプルだということ。もう一つは、「お客様と直接接すること」が必ず将来役に立つと考えたからです。」
鶴岡「 で、実際に入社して1年目は全員がお店に出ます。そのお店で、当時は気付かなかったんですけど、一人で20人分くらいの実績を上げるようになりました。
それから経営企画・人事企画の部署で仕事をして、29歳のとき、社長に「そろそろおいとましたいのですが…」と言ったんです。そうしたら、「なんでや!」「あんた、うちの役員なるんとちがうんか!」と。大阪の人なので、大阪弁で問いつめられました。
「いや、前から考えていたんで…」と答えたところ、「いつからや?」と聞き返してきます。」
鶴岡「 ふつう、転職を決断するのって半年前とか3か月前ですよね。でも、私がそこで「10歳のときから」と言ったので(笑)、さすがの社長も「なら、しゃあないな…」となったというわけです(笑)。」
鶴岡「でもそのときにも、もうちょっと違う会社も見てみようと考えて、外資系のコンサルティングファームに転職しました。
私とは正反対のお堅い人ばかりで、「こんなところでやっていけるのかな」と思ったんですけど、またそこでも売れっ子にさせていただいて、そこの仲間と起業したのが、サイバーブレインズという会社。それから、現在まで3つの会社を起業してきました。
」
-ユキ’s eye-
起業家になる人って、自分がやりたいことをやるために、上手にまわりを巻き込む力がないとダメだと思うんですよ。そして巻き込まれた相手から、「したたかだな」と言われたらダメだと思うんです。「しかたがないな」とか「お前がそれだけ言うなら…」というのが理想の巻き込み方ではないでしょうか。その意味では、鶴岡さんの巻き込み方が上手だったんじゃないかなと思いますね。
臼井「鶴岡さんご自身も、起業したいという人からご相談を受けることもあると思うんですけど、何か伝えたいメッセージはありますか。」
鶴岡「あるとき、友人から「何か夢の語り方にコツはあるの?」って聞かれたんです。考えたこともなかったので、「別にコツなんてないよ」と答えたら、「一度、いつも話すように話してみて」と頼まれました。」
鶴岡「 そこで一通り話したところ、その友人の指摘によって、「1,夢があって、2,スタート地点があって、3,そこから今日までを語っている」ところがポイントだという結論になったんですね。
例えば、私が「今度のオリンピックに射撃の日本代表で出ようと思うんだ」と誰かに話したとします。そしたら「また、この人は冗談にもほどがあるよ」と思われてしまいますよね。」
鶴岡「 でも、「今度のオリンピックに射撃の日本代表で出ようと思っているんです。思いついたのは15年前で、ずっと練習してきて、去年の全日本選手権で3位になったんです。今、こういうところに課題があるので、コーチのもとで特訓しているんですよ」と言えば、「ああ、この人本当に出るかもしれない」と思うはずです。
だから夢の語り方というのは、夢だけ言っていても、思いついたときばかりを言っていてもダメなんです。ちゃんと、そこから今日まで何をやってきたのかを言う。その進歩の姿を、みんなが信用するということです。
例えば3年後くらいにお花屋さんをやりたいという方がいます。そういう人に、次にお会いしたときに、「どうなりましたか?」と聞くと、「ああ、あれですか。3年後のことだし、まだ何にもやってないですよ」というケースがほとんどです。」
鶴岡「でも、夢を実現する方は、今日できることを本当にやっています。お花屋さんをやりたいなら、「今日は、たくさんのお花屋さんを見て歩いて、奥に必ず冷蔵庫みたいなのがあることがわかった。それは○○というメーカーのものらしい」とか、「折り込みチラシを見ていたら、お花屋さんのアルバイトの時給の相場がわかった」とか、今日できることは、お金をかけなくてもいっぱいあるはずです。その蓄積によって、結果的に前に進んでいくということなんですね。」
鶴岡「 そして、もう一つ大事なことは、「自分を信じること」。いろんな成功者の方とお会いしてきて思うのは、全員が「自分にもできるよ」って、自分に許可を与えることができる人ということです。私も、ホテルで働いたことすらないのに、「ホテルをつくります」と言って、実際に進んできている。それは、自分自身に許可を与えられるからなんですけど、多くの人は、なかなかその許可が与えられないですよね。だから、自分を信じることがとても大切なんです。」
-ユキ’s eye-
私が相談を受けるなかで、正直なところ一番困ってしまうのは、「やりたいことは見つからないけど、何かをしたい」という悩みです。「どんなことに興味があるの?どんなことが得意なの?子供のころから、どんなことをしてきたの?」と聞いていけば、ある程度の方向性は見えてきます。
でも、そこで「そのことを続けてますか?」と聞くと、続けていない、まだ漠然と考えているだけ、とか、そういうケースが少なくないんです。
どうしても、条件が揃わないと動かない人が多いように思います。お金がない、人脈がない、運に恵まれていない、というように。
鶴岡さんがおっしゃったように、自分を信じること。私流の解釈で言うと、「自分が好きになれること」。単純なことなんだけど、そこができていないと、いくら知識を吸収しても、潤沢な資金を得ても、いつまでも一歩を踏み出せないんじゃないかなと思うんです。一歩を踏み出すというのが、とても大切だと思いますね。
臼井「自分が信じられない人の表情ほど、周りから見ていて痛々しいものはないですよね。」
鶴岡「昨年『天国体質になる!』という本を出したんですけど、どんな状況でも、そこを天国にしてしまう人と地獄にしてしまう人がいて、やっぱり「天国体質」の方がいいと思うんです。」
鶴岡「 というのも、私が3つの会社を経営してきたなかで、採用した人の働きを見ていると、明らかに天国体質の人の方が伸びるんですね。なぜかというと、天国体質の人はセルフイメージが高いからです。セルフイメージが高い人っていうのは、自分を信じている人、自信を持っている人ということです。」

鶴岡「じゃあ、どうしたらスタッフたちがセルフイメージを高められるのか、をいろいろ考えたときに、「毎日、ちいさな約束事をつくってクリアする」というコツを見つけたんですね。
本当に小さなことでいいんです。「今日は、昔からお世話になっている人に久しぶりに電話する」でも、「電車の中であの本を読もう」でも構いません。ただ、自分で決めたことをクリアするだけ。それを毎日繰り返していると、「昨日もできた」「今日もできた」「私は明日もできる人だよね」と、自分が信じられるようになるんです。そうすると、自信が出てきて、いいオーラが出てきて、過去の自分に応援されていく、というわけなんです。
」
-ユキ’s eye-
今のお話も、ぜひ起業家の方にはメモしてもらいたい言葉だと思います。自分の目標を人に宣言するのもいいことだと思いますけど、宣言することに躍起になってしまう傾向もありますよね。紙に書いて貼ることに夢中になって、貼った紙をそのままにしている人の方が実際には多いでしょう。それよりは、小さなことでも、人からすぐに評価されることじゃなくても、自分にとって評価できることを積み重ねることが大切だなと思います。
私も「宣言したのにやらない」なんてことがあったりするので、改めて小さなことから大切にしたいと思いました。
臼井「さて、肝心のホテルは現在、どういう状況まで進んでいるのかを教えてください。」
鶴岡「おかげさまで、今、グランドデザインができてきて、それを設計に落とし込むという状況です。千葉の九十九里浜の目の前20メートルの高台があって、そこに3000坪の土地があります。この土地に、10ヴィラ・24室のホテルが、早ければ来年末くらいに建つかな、と。再来年くらいにはオープンできるような形です。」
鶴岡「 実は、この3000坪の土地は、ホテルの会社を作る前に獲得するご縁を得たんですね。そのきっかけは、いろんな人に「伝説のホテルをやるんだ」と言い出したころに、仲間の一人から「僕の知っている人に3000坪の土地があって、何か活用したいので提案してほしいという依頼を受けている。一緒に行かない?」と誘われたというものでした。それで二つ返事で出かけていったというわけです。」
鶴岡「 思い返せば、あるとき高知からの帰りの飛行機の中で、「※7つの教え」というのを思いついたばかりのころで、まだそれ以上の準備もない状況でした。今考えればずうずうしいと思うんですけど、そのオーナーのもとにうかがって、「私、伝説のホテルをやりたいんです。『7つの教え』というのがありまして…」と、一つひとつ読み上げたところ、オーナーが、全部ご自身の手帳に書き写されたんですよね。」
鶴岡「 そして、実はコンペになっていて、いろんなところから提案を受けたんだけど、鶴岡さんの話を聞いて、ぜひこの土地で伝説のホテルをやってほしいと思った。鶴岡さんが会社を作るのを待ちます」と言われました。私はそのとき2社目の会社を経営していたんですけど、その会社をあわてて友人に譲って、ホテルの会社をスタートすることになったんです。」
【ミッション】
「人が自分自身の素晴らしさに気づき、
本当の幸せを見つけるためのお手伝いをすること」
【7つの教え】
1.自然に感謝し、その偉大さを受け入れること
2.
常にエネルギーを充電しつづけ、いつでも分かち合うこと
3.出会うこと起こること全てに意味を見出し、発展させる努力をすること
4.世界が変わるのを待つのではなく、自分が変わることで世界を変えようとすること
5.違いを尊重し、人との対話の中から新しい発見をすること
6.人を心から信頼し、信頼される自分になること
7.どんな時も、すぐに気持ちで恩返しをすること
-ユキ’s eye-
これまでのお話につながるところだと思いますけど、「〜がない」ということに萎縮しないで、自分に自信を持つ。自信を持った上で、人との出会いをチャンスに結びつけることの大事さを伝えるエピソードだと思いますね。読者のみなさんも、鶴岡さんの「7つの教え」をかみ砕いて、自分流の7つの教えを作ってほしいと思いますね。
臼井「それでは、ちょっと視点を変えて、プライベートでの趣味を教えてください。」
鶴岡「「子育てが趣味」なんて言ったら怒られるかもしれないですけど、うちに4歳の息子がいまして、やっぱり子育ては楽しいですね。子供が生まれてから、ダンナさんが会社を辞めて専業主夫になってくれて、その点では感謝しています。」
鶴岡「 実は、彼は結婚したころは子供嫌いだったんです。でも、私のお腹が大きくなって、私の友人のお子さんを見たりするうちに、だんだん「かわいいね」という感じに変わってきました。で、生まれたときには育児休暇を1年取ってくれて、復帰の時期がせまってきたころ「今、我が家の一大事業は子育てだ。それは僕がやる。僕が4、5年仕事をしないことなんて、息子にとっての4年から5年に対してどうでもいいことだよ」と。」
鶴岡「 私は仕事が好きだから、大喜びで(笑)。だから、本当に大感謝です。彼が素晴らしいと思うのは、「やらされている」とか、「お前のせいで仕事ができない」なんてことを、おくびにも出したことがなくて、本当に楽しそうにやってくれていることなんです。」
-ユキ’s eye-
女性の経営者の気持ちを分かっている男性の方と結婚できる確率って、もしかしたら宝くじに当たるよりも低いんじゃないかな、と思うんです。最初は「仕事をしなさい。僕がバックアップするよ。ご飯も作らなくていいよ」と言っていても、1年2年たつうちに、やっぱり不満が出てきて、奥様の事業がうまくいけばいくほど溝ができて、別れてしまうケースが私の周りにも本当に多いんです。だから鶴岡さんはとても幸福だと思いますね。ぜひ、女性の経営者を妻に持つダンナさんには聞かせたいところですね(笑)。多くの女性にパワーを与えるお話だと思います。
臼井「鶴岡さんにとって、これまで大きな影響を与えてくれた人がいらっしゃったら、ぜひご紹介いただきたいと思います。」
鶴岡「福島正伸さんの影響は大きいですね。29歳で会社を辞めて、そろそろ10歳から考えていた起業の道に行かなきゃと考えたときに、商工会議所で福島さんが起業家スクールをやっていらっしゃって、それに参加したんです。そのときは300名の受講生がいたので、福島さんは本当に遠い存在でした。で、何回か通ったあとに事業計画書を出したところ、30人だけ次のコースに進めることになりました。」
鶴岡「 それによって、少し近づくことができたのですが、さらにそのあとに、お近づきになることができました。というのも、福島さんの講演会のあとの2次会に行くためにタクシーを待っていたら、同じように待っている男性3人がいて「あなたも福島さんの2次会に行くんでしょ。僕たちと一緒に乗る?」と声をかけてもらったんですね。実は、その人たちは、福島さんが初めて起業したころからのお仲間でした。それでいろんな話をしているうちに、「僕たちは福島さんのオフィスにしょっちゅう遊びにいく仲間だから、そのときに誘ってあげるよ」と言われて、それからオフィスで4、5人で会う仲間に加えていただいたわけです。それがきっかけで、今に至るまでずっとお世話になっています。「夢しか実現しない」という福島さんの言葉が大好きですね。
」
臼井「それでは最後に、今、夢ではなく現実に向かって走り出している鶴岡さんから、夢に向かって走っている読者に向けてメッセージをお願いしたいと思います。」
鶴岡「以前、田坂先生という方から「志と野心は違う」というお話をうかがいました。何が違うのかというと、野心というのは、自分の代でやりきってしまうこと。そして、志というのは、自分の代ではとてもやりきれないようなこと、自分がいなくなっても引き継いでほしいと思えるようなことだというのです。」
鶴岡「 伝説のホテルというのは、実は「泊まるだけで世界のためになる」ホテルなんです。伝説のホテルには、1000年後の地球のためになりたいという壮大な志があって、だからこそ、みなさんが応援してくださるというのをすごく感じています。鶴岡秀子がよくなるため、というより、「鶴岡秀子がやろうとしていることが地球のため、世の中のためになるよね」と思うから、たくさんの方が頑張ってと言ってくださると思います。だから、ビジネスを考えるときに、ただ自分の会社のため、ということじゃなくて、その業界とか、日本や地球のこと、3年後じゃなくて、5年後、10年後、100年後のことをイメージして最初の一歩を考え出すと、ずっと自分がラクになるし、たくさんの方に応援いただけるんじゃないかと思います。
」

-ユキの編集後記-
今日のメルマガ対談は、「こんな考えの方がいるんだな」ということで目からウロコが落ちたという読者も多いと思います。それと、自分を好きになるということはいろんな本に書かれていますけれど、「自分に許可を与える」という言い方をされる方はあまりいらっしゃらないと思います。一歩を踏み出す勇気を与えられる考え方だと思いました。伝説のホテルがオープンするのを楽しみにしていますね。
今日は、面白い話をいろいろ聞かせていただきまして、本当にありがとうございました。
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