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ドクターユキオフィストップ >> ようこそ! ドクターユキオフィスへ >>宇都 雅史氏


ようこそ、ドクターユキオフィスへ!

今回のゲストはインターネット・ビジネス・フロンティアの宇都雅史社長です。宇都さんは、SEOコンサルティングをはじめとする本業で多くの企業を成功に導く一方、今夏に刊行した『消えるサイト、生き残るサイト』(PHP研究所)が、アマゾンで4日間連続1位を獲得するなど、勢いのある若手経営者。ドクターユキが、そのパワーの秘密に迫ります。

PROFILE
宇都 雅史
MASASHI UTO

インターネット・ビジネス・フロンティア株式会社代表取締役。「日本検索エンジン経済大賞」実行副委員長。 21歳の時、保証人をしていた父親の会社が倒産。倒産後の処理を手伝う。東海大学法学部卒業後、コピー機販売、ネットベンチャー企業を経て2004年同社設立。SEOのプロ集団を率い、毎日600ワード以上の順位変動を研究し続ける成功サイト「陰の仕掛け人」。
上位表示率95%の『売上直結式 検索エンジンマーケティング』を武器に、幅広い業務のクライアントの業績拡大に貢献。わずか15か月で月商124万円の弱小サイトを月商1,084万円まで引き上げるなど、会社規模に左右されない指導力は数多くのクライアントの支持を集めている。  
現在は、個別コンサルティング業務の他に、大手から中小サイトまで幅広い層が参加する「検索エンジンマーケティング実践会」を主宰。検索エンジンからの集客を柱とした、独自のマーケティングノウハウを提供し、多くのサイト運営者の指導を行っている。

インターネット・ビジネス・フロンティアホームページ
http://www.ibf.co.jp/

宇都雅史のブログ 〜雨奇晴好〜
http://www.ibf.co.jp/blog/
PROFILE
臼井 由妃
YUKI USU
I

1958年生まれ。東京都出身。東京家政学院短期大学家政学部卒業。株式会社健康プラザコーワ代表取締役。短大卒業後、さまざまな職種を経験し1991年、33歳で28才年上の夫と結婚。同年、病気を機に一線を退いた夫にかわり健康器具販売会社経営の道に。1995年に発明した男性機能補助用具「パワーリングネオ」は、2005年現在40万個を売る大ヒット商品に。1998年「健康医科学博士号」、ハワイアンカレッジより「名誉学術博士号」、2000年「経営学修士(MBA)」、2001年「理学博士号」を取得。平凡な主婦が社長に転身、5年で100億円企業に成長させる。現在、起業プランナー、経営コンサルタント、発明家、作家として活躍中。健康・美容・ダイエットの分野にも精通し、若い女性に多くのファンをもつ。全国で行われる講演は年間約100件にのぼり、官公署、地方自治体、学校法人、中小企業団体など幅広く行っている。2003年、日本テレビ系「マネーの虎」に出演。温かさと厳しさが備わったコメントにより人気を博す。「忙しい人の即効!勉強術」「Dr.ユキの楽学合格法―資格で億万長者になる」「金なしコネなし経験なし社長の超・経営術」等著書多数。


臼井「臼井由妃のメルマガ対談は、いよいよ今年を締めくくるゲストをお迎えすることになりました。臼井のことをよく知っている方、通販ビジネス、ホームページに関する知識を広く求めている方の本棚にはたぶんこの方の御著書があると思います。
本日のゲストは『消えるサイト、生き残るサイト』の著者、宇都雅史さんです。ようこそおいでくださいました。私は宇都さんの御著書も拝読してますし、ホームページも拝見しまして、お若い方だというイメージはあったんですが、お会いしてみると、やはり非常にお若くてはつらつしていて、なおかつ「さわやかな方だな」という印象を受けました。さわやかさの中にたくさんのご苦労もされてきたと伺っていますけど、それを少しも感じさせない明るさを持った方だと思います。ですから、今回はそのあたりの秘密を探りたいと思っています。
ではさっそくですが、はじめに宇都さんが起業されたきっかけについてお話しいただきたいと思います。この対談は若い読者もたくさん読まれているので、興味があると思うのですが、何歳のときだったんですか?」

宇都「起業したのは2004年なので、26歳のときです。そもそもはと言うと、僕が大学3年生のときに父が会社を倒産させまして、そのときに僕が父の負債の連帯保証人をやっていたことに端を発します。連帯保証人の意味も知らずにハンコを押していたんです。」

宇都「 経営者というのは、会社が倒産する間際に人間性が強く出ると思います。素早く違う道に方向転換できる人と、ずるずる行っちゃう人。どちらかに大別できると思うんですけど、私の父はずるずる行ってしまうタイプでした。  
それで、とにかく資金が必要で、ハンコを押してほしいと言われたものですから、息子として当然のことだと思い、訳もわからないまま押してしまったというわけです。」



宇都「 当時は、父がお金に困っていると聞くと、駅前――千葉県の津田沼というところなんですけど――に固まっている消費者金融をローラーで回って、資金調達を手伝ったりしていました。そんな経験をしたり父の会社の倒産を目の当たりにしたこともあって、最近までは「世の中を見返してやりたい」みたいな感情を強く持っていたという背景があります。」

宇都「 また、苦労する父の姿を見ていて、売上を支援するような会社をやりたいという思いもありましたし、前職でインターネット関係の仕事をしていたので、その経験をもとに事業をやりたいという考えもありました。インターネットという産業がまだできたばかりなので当然なんですけど、インターネットで商売をやっている人は売上げを上げるメソッドみたいなものを、あんまり分かってないんですね。だから、そういった事業をやりたいな、と。そのうちに、いろんな方からの後援に助けられたり流れに乗って、そのまま起業してしまったという感じです。 」


-ユキ’s eye-
いいことの裏には悪いこともあります。その逆も同様です。そう考えると、宇都さんは、お父様のアクシデントがなければ、もしかして起業家として今歩んでいないかもしれません。実は私にも宇都さんと同じような経験があります。私は主人の会社を継ぐ形になったんですけど、気がついたら儲かっていると思った会社に実はお金が全然なかった。で、ハンコをついてくれないかと頼まれて、1回だけ押したことがあるんです。結果は見事にまずいことになりまして、だから宇都さんのお話しもすごくよく分かります。やっぱり身内というのはどうしても巻き込まれてしまうんですね。それは仕方のないことなんでしょうけど。でも、今となってはお父様に感謝ですね。






臼井「現在では、いろいろなところで宇都さんのことを耳にする機会が多いんですけど、今中心になっているビジネスはどういうものでしょうか。」

宇都「現在は、検索エンジンで検索結果に上位表示をさせて、お客様のサイトの集客力を高める。高めたあと、それをどう売上につなげるかというところまでをお手伝いしています。お客様とは、専属で契約して全部こちらが受託するケースと、あとはノウハウを提供して電話とメールで相談を受けて、「あとは自分でやってくださいね」という2つのモデルで仕事をしています。」

宇都「 今までは専属系の仕事ばかりで、ほとんど知人からご紹介をいただいてビジネスをやってきたのですが、この場合、お客様の数がやはり限られてしまうということがあります。  
費用対効果としてはいいのですが、専属では投資額が高くてサービスが受けられないというお客様が結構いらっしゃるので、それならばと簡易性のサービスを始めたんです。」

宇都「こちらのサービスは直接ホームページから申込みが来たり、事業提携している会社さんから紹介をいただくことが多いのでお客様の幅も広がっています。ただ、ネット経由にしても1回会ってみたいというお客様が多くいらっしゃいますので、直接お会いする機会は大切にしています。もともと僕はコピー機を飛び込み営業していた経験もあって、実際には超アナログ人間なんです。なので、セミナーや懇親会などでも人と顔を合わせる機会はどんどん増やしています。 」


-ユキ’s eye-
私も経営コンサルタントの仕事をさせていただく中で、非常に意外に感じているのは、特に地方の地場産業で長年頑張っているような経営者さんが、驚くほどインターネットに関しての情報に無知だということです。講演会で地方をお邪魔すると、ネットの専門家ではない私にですら、検索エンジンの話を必ず入れてくださいとか頼まれることがあります。「どうしてですか?」と担当の方に聞くと「僕の口から言っても分かってもらえないから」とおっしゃるんです。 地方では大変いい商品を扱っている反面、「やっとホームページを作って、それで満足」などという状況もあって、もったいないなと思っています。と同時に、この状況はこれから宇都さんのビジネスは伸びる一方ということでもありますね。 宇都さんご自身も超アナログ人間だとおっしゃいましたが、デジタルとアナログってふるいにかけられないと思うんですね。デジタルだけで心が通っていない付き合いなんてあり得ません。最初の入り口はどうであれ、結局古い言い方ですけど、「愛情と思いやりと尊敬」がないと付き合いは続かないと思います。ですから、宇都さんにはこれから仕事を通じていろいろな人を助けてほしいと思いますね。






臼井「それでは、ここでちょっと視点を変えて質問したいと思います。仕事と離れたところで、趣味などをお持ちでしたら教えていただきたいのですが。」

宇都「趣味ですか…。今は本当に仕事が趣味という感じなんです。もともとはゴルフとか野球が好きで、特に野球は学生のころからやっていたんですけど、最近はなかなかプレーするチャンスが少ないので……。」

宇都「あとは、趣味と言えるのか分かりませんが、人と人との見えない縁を引き寄せたりということにハマっています。例えば僕が臼井さんとこうやってお会いできるのも、何らかの縁があったからだと思うんです。そして、今後臼井さんを通じて、また違う縁が得られると思うんですね。そういう縁のある方と実際にお会いして、見えなかった縁を形にするような出会いを増やしていくのが、すごく楽しいんです。」

宇都「今は、1か月間、初対面の人とランチをともにするスケジュールを埋めるというのが目標です。実際には全然埋まらないんですけど、それが趣味というか楽しみの一つですね。 」












臼井「宇都さんが今までに影響を受けた人にはどんな方がいらっしゃいますか。」

宇都「まず最初は、Eストアー社長の石村賢一さん。この方は僕のメンターですね。もう一人は、宣伝会議社長の東英弥さん。この二人のことは遠い存在なので、遠くから背中を見て目標にしているという感じです。」

宇都「 あとは年齢的に近くてすごく実績を上げている、ファッションブランドのセレクト ショップZOZOTOWNを運営されている株式会社スタートトゥデイの社長である前澤さん です。
僕の一歳年上で、いろいろとお兄さん目線で教えていただけるということで、 この三人には強く影響を受けています。 」


-ユキ’s eye-
出会いが楽しいというのは、私の経験から言うと、宇都さん自身が毎日前向きに生きていらっしゃるということだと思います。もちろん悩みなどもあるかも知れませんが、それよりももっと前に進む力が強いということでしょう。前向きに生きているときでないと、人に会いたいとか、純粋にそういう気持ちにならないですよね。だからとても素晴らしいことだと思います。 私も宇都さんと同じように人と人との結び付きを大切にしています。
決して人を上から見て判断しているわけではないのですが、「ある人がこんな楽しいことをやりたがっている」というのを聞いて、「そう言えば私の知り合いに、こんなことを求めている人がいたな」と思ったときには、億劫がらずに気軽に「あそこに行ってみたら」と伝えたりします。自分にとって利害打算とかまったく関係なく動いているんですけど、そうすると、仕事とかお金でないものであっても、いずれ必ず帰ってくるんですね。
例えばこんなこともあります。去年12月の私の出版パーティで、ある方とある方が初めて会いました。一人は、私の担当編集者です。そこで出会いがあって、その方のご努力もあって、重版がかかった本がそこから2冊出ているんです。中には15万部売れたというケースもあります。別に数字がいいからというわけじゃないですけど、やっぱり出会いってすごいなと思います。出会いを大切にしたいとつくづく感じますね。






臼井「それでは今後の中期計画と言いますか、これからこういう形で会社をやっていきたいということ、また講演や誤著書の予定がありましたら、お聞きしたいと思います。」

宇都「集客という部分では、SEOなどの集客できるメソッドは作れたので、今は「集客したあとどうやって成約につなげるか」というところを体系化しようと思っています。集客したあと売上につなげるというサービスはいくらでもあるんですけど、裏付けをもったメソッドというのは、まだ確立されていないんです。」

宇都「 裏付けというのは、例えば実際の消費者にインタビューをして、ユーザーはどういうサイトに対してどういう行動を起こすのかといったところです。そういうデータによって体系化されたものがないので、今はデータを集めている段階ですね。これをまとめるまでに一年くらいはかかると考えています。
講演については、今は平均すると月に1〜2本くらいのペースでやっています。本の方は1冊目で気合いが尽き果ててしまって……(笑)。
みなさん、よく何冊も書けるなと感心しているんですけど。 」

-ユキ’s eye-
企画書を出すときでもそうですけど、権威ある裏付けがあるかないかでは、お客様のとらえ方や動機付けが全然違いますよね。出版に関しては、この話をすると「また同じことを言っている」と言われちゃうんですけど、私の場合は《恥かき、汗かき、原稿書き》なんですよね。恥をかいてもいいから、汗書いて、原稿を書いているうちに、本当にやりたいことが見えてくるんです。執筆も慣れてくれば軌道に乗ると思いますので、宇都さんには、ぜひ次の本を書いていただきたいと思います。






臼井「起業されて3年くらい経つと、ある程度、自分のやってきたことが見えてきて、周りの人がやっていることも見えてくる時期だと思います。今は起業ブームと言われてから久しいですし、特に今年から来年にかけては、リタイアされた人がチャレンジする起業も増えそうです。そういう状況を見て、宇都さんご自身が抱える思いというのがありましたら、お聞かせください。」

宇都「年齢に関係なく、会社を興される方って、何か世の中に影響を与えようという志を持って会社を起ち上げると思うんですよ。でも、実際に起ち上げてみると大変で、背に腹は代えられないような事態にも遭遇して、起ち上げてから半年とか一年経つとそのときの思いは消えてしまったり、ぶれてしまうことがあると思います。ですが、やはりそこはしっかり持っていた方がいいんじゃないかなと思うんです。」

宇都「 僕は、決して偉そうなことは言えません。そういう僕自身がずっとぶれてきたので、たまにぶれることがあってもいいと思います。でも、父を見ていると、やはりお金に振り回されていたというか、そういう側面(軸がぶれていた)がちょっとあったんですね。ですから、やはり世の中に影響を与えたいという軸だけはずっと持ち続けてほしいですね。一時的にぶれても、ちゃんと立ち戻る何かがあればいいんじゃいかなと思います。」



宇都「 それから、うちはトップ(私)が全然ダメで、メンバーはすごく優秀なんですね。本にも書いてあるんですけど、本当にその通りなんです。なので、会社で一緒に働いている人たちが仕事に対して窮屈に感じる会社ってよくないと思うんですね。それは時間であったり、他の要素もあると思いますが、特に僕らの世代は精神的に追い込まれてうつ病になっている人も多いので、そういう人を減らす会社を目指して作ってほしいと思います。出社するのが楽しい、という会社が増えるといいですし、僕もそういう会社を目指したいですね。 」








-ユキの編集後記-
普通、インターネット系の方からは、アナログ的に人と会うというお話しをあまり聞かないのですが、宇都さんは出会いを趣味にしているということでした。そこにギャップがあって、とても興味を感じました。私は編集者ではありませんが、今度本をお書きになるときには、そんなアナログな面をテーマにしてはいかがでしょうか。今後の展開に期待していますよ。  
読者のみなさんは、宇都雅史さんというお名前を覚えてください。たぶんこれからもっと大きくなっていく経営者の方だと思いますし、とても素直で素敵な方です。ぜひ注目してください。






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